”浜と磯の違い”

海岸の名称で、「何々浜」とか、「何々磯」というのがありますよね !?

海岸の地形は、大きく分けると「浜」と「磯」の二つに分けられます。では、この「浜」と「磯」という言葉にはどんな意味があるのでしょう?

辞典では、「浜」は海や湖に沿った水際の平らな所と言っています。
しかし、これではどこからどこまでを指すのかはっきりしません。
海岸の場合、詳しく言うと、海水が干いたときの水際から、暴風のときなどに海水が押し寄せてくる所までが浜なのです。
海岸の傾斜が緩やかであればあるほど、波の打ち寄せる距離は長くなりますから、浜は広くなります。
千葉県の九十九里浜は、遠浅で海岸の傾斜が緩やかなので、日本海側の浜の何倍もの広さがあります。

それでは、海岸でする釣りのことを「磯釣り」といいますが、この「磯」とはどんなものなんでしょうか?
これも辞典で調べてみると、海や湖の水際で石の多い所となっています。
そうしますと、「磯」はワカメやサザエ、アワビなどが採れたり、磯釣りが楽しめる、岩や石のある海岸ということになりますし、「浜」は潮干狩りや地引き網のできるような海岸と言えそうです。

さてダイビングに適する海岸はどちらでしょう?

 

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